今しがたISDAからLIBOR改革に関連したレポートが公開された。
参加者からの意見をまとめているが、過去5年間のHistorical Median Approachを大部分の参加者がサポートしたとのことだ。スプレッドの計算に経過期間を含めず、外れ値を除外せず、マイナスのスプレッドも除外しないという方向になりそうだ。計算期間に関しては、2営業日のいわゆるBackward Shiftを選好する参加者が多かった。
これによって2006年版のISDA定義集が変更されることになるが、今年中の最終化と来年実施が予定されている。
概ね予想通りの結果であまりマーケットインパクトは少ないものと思われるが、週明けの動きに注目したい。